日本語クエリでAIが引用するサイトの傾向
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日本語クエリでAIが引用しやすいサイトはどこか
Ahrefsが自社ツールBrand Radarで日本語クエリの引用元を集計したところ、5つのAI面を通算してYouTubeが引用1位(約331万件)、日本語版Wikipedia(約97万件)、Google(約90万件)が続きました(Google AI Mode/AI Overviews/ChatGPT/Perplexity/Copilot、2025年12月〜2026年3月31日。Web担, 2026、Ahrefs調べ)。自社ドメイン1つで戦うより、AIが拾いやすい外部の場所に展開したほうが引用の期待値は上がります。これが、その地図です。
引用元の上位に何が並ぶか
動画、百科、プレスリリース、日本語ブログ。この4つが、日本語AIの主要な引用元です。英語圏の一般論では出てこない、日本のプラットフォーム名で語れるところに、この調査の価値があります。
YouTubeが総合1位、約331万件です。日本語クエリでも、結局いちばん参照されているのは動画でした。AIは字幕(自動生成を含む)を読みに行きます。だからこそ、字幕の正確さがそのまま引用の質を左右するのです。
ChatGPTではPR TIMESが約9.5万件で2位に入りました。AIがプレスリリースを公式情報として扱う傾向があると報告されています(Web担, 2026)。つまり、新サービスや調査結果を発信するときはプレスリリースを出しておくとChatGPT引用に効く可能性があるでしょう。note.comも4つのAIで上位に登場しました。日本語のストック型記事プラットフォームは強いようです。ちなみにChatGPTでは、Amebloもトップ級に入っています(同調査)。
動画や百科の引用が多いのは、単純に多くの人が日常的に参照しているからでしょう。なお、ここで挙げた順位はあくまで調査時点のものです。固定の正解として読まないでください。
ここから何が言えるか
日本語のAI引用は、owned(自社サイト)だけで戦う場ではありません。earned(PR TIMES等)とプラットフォーム(YouTube・note)を合わせた三層で露出を設計するほうが合理的です。
たとえば調査結果を出すなら、自社サイトの記事に加えてPR TIMESにもリリースを出します。解説コンテンツなら、記事とYouTube動画の両方を用意し、動画の字幕を正確に整えます。地道ですが、効きます。プレスリリースがChatGPTで2位に入る日本の状況は、英語圏のGEO記事には書かれていない打ち手です。正直、この発見は海外のフレームワークをそのまま輸入しているだけでは出てきません。
プレスリリースがなぜAIに公式情報として読まれるのかは、PR TIMESがChatGPTに引用される理由で詳しく扱っています。ただし、ここで挙げた順位は半年単位で大きく入れ替わります。引用元が固定でない前提は、日本のAI引用元は半年で激変で確かめてください。
この引用元の地図は媒体報道経由(Ahrefs調べ)であり、時点が変われば順位も動きます。自社が今どのAIにどれだけ引用されているかを継続して見たい場合は、最新のLLM最適化の計測の考え方も参考になります。
参考文献
- Web担当者Forum. "AIの引用元、日本語クエリの傾向(Ahrefs Brand Radar調べ)." 2026年4月9日. https://webtan.impress.co.jp/n/2026/04/09/52446
- note / Piftee. "Ahrefs Brand Radar 日本語クエリ引用元分析." 2026. https://note.com/piftee/n/n8b5dcc234833